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ガイソー蓮田店

ブログ

埼玉県 白岡市 屋根塗装

2020.02.27
みなさんこんにちは!
埼玉県蓮田市・伊奈町 外壁塗装・屋根工事専門店ガイソー蓮田店です。
来週末から始まる埼玉県白岡市の屋根塗装工事に備え、
近隣挨拶に行って来ました。

少しずつ暖かさが増して来ると伴に
花粉のダンスも激しくなる季節の到来ですね。
きっと辛いんだろうな~と想像するだけの旧人類の中村です。

今日から数回に分けて、屋根材の種類について書きます。
今更、“ヤ~ネ!"なんて言わないでくださいね。
屋根材の種類は、大きく分類すると「粘土系」「セメント系」
「スレート系」「金属系」の4つになります。
種類によって性能や耐久年数が異なりますので、
リフォームで屋根材を葺き替える方はぜひ参考にしてください。

最初に説明するのは、粘土系(和瓦、洋瓦)です。
「粘土瓦」は日本家屋で古くから使われている屋根材で、
粘土を瓦の形状にし高温度で処理して作られたものです。
「粘土系」の屋根材は、大きく分けると「和瓦」と「洋瓦」があり、
和瓦は「釉薬(ゆうやく)瓦」「無釉瓦(いぶし瓦)」が代表的です。
他にも「三州瓦」「石州瓦」「淡路瓦」など地域独自の瓦もあります。
例:釉薬瓦
例:無釉瓦
洋瓦は洋風にデザインされた瓦のことです。
「F形瓦」「S形瓦」「スパニッシュ瓦」などがあります。
例:F形瓦
例:S形瓦
この屋根材の特徴は、耐久性に優れている点です。
種類や環境によって変わりますが、平均で50年以上、
長ければ100年以上持つとも言われています。
また、厚みがあるため、断熱・遮熱性、遮音性に優れています。
瓦は断熱・遮熱性能によって断熱材が不要とも言われるほどで、
夏は涼しく冬は暖かい理想的な温度を保ってくれます。
そして、重量があるため強風や暴風にさらされても落ちにくく、
台風の多い日本の気象に合った屋根材と言えます。
メンテナンスの面で言えば、どこか破損してもそこだけの交換で済みます。
経年劣化による変色や劣化がほとんどないので、手間もほとんどかかりません。

但し重量があるため、地震の揺れに弱いというデメリットがあります。
地震で住宅が揺れると瓦の重さが住宅の負荷になってしまうのが理由です。
(最近は屋根の重さも考慮した耐震構造を設計されているため、
一概に地震に弱いというわけではありません。)
もうひとつの重大なデメリットを挙げるならば、
瓦を施工できる職人が減っている点ではないかと思います。
日本の古き良き伝統である瓦の文化が廃れつつあります。
耐久年数が高く、断熱性・遮熱性・遮音性も高いといった性能を持っていますので、
今いちど瓦の良さを見直してみてはいかがでしょうか?

次回は「セメント系」で行きますので宜しくお願い致します。


屋根は普段見る機会が少ないため劣化に気付きにくい難点があります。
屋根材の剥がれなどを放置しておくと下地に雨水が染み込み、
修繕費用が高くなってしまう事もあります。
耐久性能が優れている屋根材でも何かのトラブルが起こることもあるので、
定期的に点検をした方がよいと思います。
その際は私たちガイソー蓮田店に点検をご依頼ください。
慎重・丁寧に調べて診断致します。