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知らないうちに被害が進行!暖かくなってきたらシロアリに注意

2021.04.28
みなさまは、お住まいの住宅で床を踏んだ際に、なんだかフカフカすると感じたことはありませんか?
絨毯やカーペットがフカフカしているのは良いことですが、本来がっしりと足元を支えてくれる存在である床がフカフカになると、注意が必要です!
そんな時に考えられるトラブルには、シロアリ被害、床材の経年劣化、施工不良、地盤沈下などが挙げられます。
いずれも建物にとっての一大事ですが、この記事ではその中から、シロアリ被害をピックアップしてみました。
シロアリは小さな虫ですが、放置していると家に用いられている木材のあちこちを食い荒らされてしまうことになりかねません。
家の強度を支えている柱や土台をかじられてしまえば、家の強度が大きく損なわれてしまいます。
また、仮に天井を食われれば、雨漏りの被害が出てしまうことも。
住宅の天敵とも言えるシロアリですが、見えないところで活動するため、発見が遅れてしまいがちなのも困ったところです。
今回は、そんなシロアリについて、三つのチェックポイントをご紹介させていただきます!
シロアリ被害に悩まされている方の参考になれば、幸いでございます。

ポイント1)羽アリを見かけた

チェックポイントその1は「羽アリ」です。羽アリを見かけたらシロアリが発生しているかもしれません。
シロアリは巣立ちの時期を迎えると、その体に羽を生やして巣から飛び立っていきます。
これは群飛と呼ばれる習性です。日本で見られるシロアリにはヤマトシロアリ、イエシロアリの大きく分けて2種類が要注意です。
ヤマトシロアリの特徴
4月から6月にかけての湿度が高い日の昼間に群飛行動が見られます。
イエシロアリの特徴
6月から7月の湿度が高い日の夕方から夜にかけて、多く群飛を行う性質を持っています。
上記の4月から7月頃が、シロアリの羽アリを最も見かけやすい時期。
ただし、イエシロアリは太平洋側の温暖なエリアの沿岸部や、九州の方にのみ分布が限られていますので、それ以外の地域は5月が最も警戒するべき時期と言えるでしょう。
また、お風呂や水回りといった湿度の高い場所や、玄関、押し入れなどで、もし羽アリらしい虫を見かけた場合は、既に家にシロアリが発生している可能性があります。
同時に床がフカフカするような症状が出ていれば、早急にシロアリ駆除を検討する必要があるでしょう。

ポイント2)扉の開閉がしにくい

チェックポイントその2は、扉の開け閉めがしにくくなっていないかどうか。
「昔はスムーズに開け閉めができていた扉が、いつの間にかうまく開閉できず、ひっかかりを感じるようになってしまった」
そんな扉が家の中にある場合、もしかするとシロアリが原因かもしれません。
扉の建て付けが悪くなる原因は、蝶番の不調や、扉がずれてしまっているといったケースも多いのですが、地盤沈下が影響している場合があります。
というのも、冒頭で床がフカフカする原因の一つに、地盤沈下を挙げましたが、シロアリが原因となって、地盤沈下が起こることもあるのです。
シロアリが地盤の木材を食い荒らすことによって家の地面が沈み、当初の設計から家の形状にひずみが生まれて建て付けが悪くなるケースです。
建て付けが悪く開け閉めがしにくい扉は、ストレスにもつながります。
また、それがシロアリ発生の兆候かもしれないとなればすぐに対処したいですよね。
このような場合、より大きな被害が出る前に、対策を考える必要があるでしょう。

ポイント3)柱や地面に膨らんだ筋がある

チェックポイントその3は、蟻道(ぎどう)です。
蟻道とは、字の通りシロアリが通った後に残る道で、その痕跡が地面や柱に残されたものを言います。
シロアリは地面や柱の浅い部分に、トンネルを掘るようにして進んでいきます。
そのため、モコモコと掘り返された痕跡が残るのが大きな特徴。
もし、これを家の柱の表面に見つけた場合は、確実に付近にシロアリが住み着いてしまっていると、判断して良いでしょう。
また、存在を感じるにも関わらず、確かな証拠が見つけられないという場合は、懐中電灯などで照らしながら、床下を覗いてみるのも一つの手段です。
床下の地面がモコモコと盛り上がっていたのなら、その家にはシロアリが侵入していると特定することができます。
シロアリ疑惑がある場合の判別法として頭に入れておくと、いざという時に便利ですよ。

シロアリを対処するには

ここまでシロアリのチェックポイントをご紹介してきましたが、これはあくまで判断の目安に過ぎません。
正確に判断するには専門知識が必要なので、ここで挙げたポイントだけではわからない部分が多々あります。
床などに違和感があるにも関わらず、シロアリはいないものだと決めつけて放置していると、いつのまにか大きな被害が出てしまうかもしれません。
シロアリが発生しているかを正確にチェックするためには、専門の業者を呼んで確かめてもらうのが一番と言えます。
シロアリ駆除を行う業者を探す際は、施工前の見積もりをわかりやすく出してくれる業者に依頼すると信頼性が高く失敗しないと言えるでしょう。
ホームページを閲覧して、実績などをチェックしておくのも効果的です。
優良な業者は、保証がついているなど充実したアフターサービスがあるケースが多いので、その部分についても、施工前に確認しておくと良いかもしれませんね。
仮にシロアリが住みついてしまっていて、建物に損害が生じていたとしても、無料点検と保険で改善できることがあります。
建物も人間の病気と同じなので、シロアリ被害を小さく抑えるためには、早期発見と適切な対処が必要不可欠です!
家の様子が少しでもおかしいと思った際は、ぜひ積極的に点検を依頼しましょう!
 

まとめ

今回は、住宅をむしばむシロアリについて、チェックポイントをメインに紹介させていただきました。
シロアリは早期発見、早期対応が大きな被害を出さないカギになります。
災害の多い日本では、住宅の強度は非常に大切です。
大切な住宅を守るためにも、シロアリのことを知って、適切な対策を行いましょう!


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